1976-09-27 第78回国会 衆議院 本会議 第4号
そして大規模農地改良、牧野と耕地の拡大を年次的に進め、同時に、農家負担を軽減するため農家固定負債のたな上げや農機具、肥料、飼料、農薬等の価格引き下げを行う公的措置を講ずべきであります。また、農畜産物の価格保障、農業への画期的な財政投融資等についての特別立法化を実行すべきであります。これらの諸点についての総理の見解をぜひお聞かせください。
そして大規模農地改良、牧野と耕地の拡大を年次的に進め、同時に、農家負担を軽減するため農家固定負債のたな上げや農機具、肥料、飼料、農薬等の価格引き下げを行う公的措置を講ずべきであります。また、農畜産物の価格保障、農業への画期的な財政投融資等についての特別立法化を実行すべきであります。これらの諸点についての総理の見解をぜひお聞かせください。
ただ、この畜産開発の場合に、北海道の根室みたように非常に広大なところでやる場合と、特に私ども九住・飯田のような、山あり、谷あり、林ありというようなことで進めていく過程の中で、たとえば二百ヘクタールなら二百ヘクタールの改良牧野をつくる——これは、そこに百六十ヘクタールはある。
同じく、国営干拓事業においても、貴重な農林予算の中からでき上がった農地、あるいは土地改良、牧野開発、用排水工事に膨大な経費を投入しながら、その効果もあらわれないうちに、工場用地に、住宅団地に、あるいは観光施設等に転用が平気で行なわれている事実であります。このような行政当局の一貫性のない、計画性のない無責任な姿勢が不当不正支出を誘発させているとも言えるのであります。
で、肉用牛は元来かなりの粗食に耐え、また、良質粗飼料ばかりではある程度問題があるわけでございまして、おおむね全粗飼料のうちの半量を良質粗飼料で与え、半分は低質粗飼料、野草等の低質粗飼料で給与するということにいたしておりますので、約百六十七万八千トン程度を改良牧野からの草でまかなうという考え方をとっているわけでございます。
そこで農林大臣に特にお尋ねしたい点は、草地の造成改良事業等については、いままで国の施策の中においても、たとえば集約牧野造成改良事業、改良牧野造成改良事業、湿地牧野改良事業、永年牧草地改良事業、さらに今回のこの建て売り牧場の造成、それから国営大規模草地造成事業、ずいぶんこれは種類が多いわけです。
ただ、大きな方向としましては、主産地形成といいますか、選択的拡大といいますか、従来やってきました米麦主体ということでなく、農地に限らず、農用地も含めまして、草地改良、牧野と、いろいろな観点も含めての基盤整備というふうにつくり変えていくのが正しい方向ではないか。
○矢山有作君 私、牧草のことは専門的な知識がないからよくわかりませんが、先日の堀本委員の質問と、それからあなたのほうの答弁を聞いておりまして強く感じたのは、改良牧野五十万ヘクタールですか、実際には四十四万ヘクタールを考えているという話でしたが、実際にあの質問からみて、こういうふうな計画どおりの粗飼料を確保することができるのかという点で、土壌のことで問題になっていたわけですが、非常に不安な感じを抱いたけれども
それからそれほど完全な造成事業でないもので、少し野草の中に牧草をばらまくという意味の改良牧野造成事業というのを、数年前からやっております。その後予算措置の問題としては、改良牧野の予算はなくなりまして、高度集約牧野の予算がずっと継続をいたしております。
牧野のうち、現在改良牧野は七十七町歩くらいあるのでありますし、それから野草部分が四百八十町歩くらいあります。今回被害を受けましたのが、改良牧野が十五町歩、それからその他の一般の野草部分が百二十町歩くらいあるかと思いますが、その十五町歩は、三十六年度に補助をいたしまして改良した牧野でございます。
これは従来の例から参りましても、牧野々々ということはずいぶん古くから言っておりますが、今日、失礼な申し分ですが、北海道から東北を歩いて見て、牧野の予算がどこへ一体入ったんだろうか、私新聞記者をしておったときから牧野の改良、牧野の改良ということを議会で始終言われました。それから三十年も四十年近く、牧野改良、牧野改良といわれておりますが、それがどこへ入ったのか、入った先がわからない。
一部、野草地帯におきまして 〔理事櫻井志郎君退席、委員長着席〕 改良牧野制度をやっておりますけれども、これは放牧の家畜の柵を設けまして飼育に便利な囲みをつけ、一部少し種をまく程度でございまして、見るべき効果はない現状でございます。で、われわれといたしましては、特にまたそういう市町村営あるいは部落関係の入会関係等の権利の複離な関係がまた一つ非常な障害になっているわけであります。
従来の方策並びにその予算上の実績につきましては、前会に御説明申し上げましたような数字でございますが、特に集約牧野については、おおむね乳牛とのつながりを考え、改良牧野については、おおむね役牛との関係を考えるというのが、従来の行き方でございます。
それ以外に改良牧野につきましては、二十八年から三十四年におきまして二万九千九百三十三町歩の事業量、金額といたしましては七千八百十二万七千円の実績を上げております。これは予算額に対しましては、おおむね五〇%程度でございまして、比較的進度が十分でございませんが、三十五年度におきましては三千五百町歩、金額にいたしまして四千二百七万円の金額を計上いたしまして、現在これの実績を調査中でございます。
○角屋委員 先ほど局長からもお話があったわけですが、畜産局の方で両年にわたって調査をしながらこれからの草地造成の面積というものをどの程度見込むかということを今検討中のようでありますけれども、資料の中では、いわゆる集約牧野の牧草地として四十五年までに四十四万四千町歩、改良牧野として野草改良地に五十四万七千町歩、こういうふうな全体の集計として九十九万一千町歩、約百万町歩程度の草地の造成ないし改良をやろうということですが
今ここにあがっております畜産の改良牧野なりあるいは集約牧野の数字につきましては、実はこれは私がお答えするのはどうかと思いますが、現在、たしか、牧野としてやりますのは、河川敷とかそういうものはみんな除きますが、百三十万町歩くらいだったと思いますが、そういうものを特に改良していくということが中心になっていくのじゃなかろうかと思っております。
それから改良牧野が五十八万町歩で、四十五年度までに百八万町歩のこの牧野を作る、こういう目標でいかないというと、今の粗飼料を十分に、七〇%、八〇%まで草で飼う酪農なり和牛というものはできないという計算になっておる、そういう試算がなされて目標を立てておる。
○説明員(大沢融君) 倍増計画を作ります過程で作業をいたしました数字では、ただいま農林大臣から、耕地はそう変わらないというお話がございましたが、その耕地のほかに、大規模草地造成ですとか、あるいは集約牧野、あるいは改良牧野というようなものを三十数万町歩作っていくというような内容を考えております。
今この畜産局の資料によっても、集約牧野が四十四万町歩ですか、それから改良牧野が五十四万町歩、計で九十九万町歩ですか、そこら辺、そういうような数字が出ておるのですけれども、これは、一体草地造成の点からいって、この原野と称するものと、この牧野というものとの関係、それから今度先ほど説明のありました百五万町歩、こういうものの関連なんですがね。
○安田政府委員 さっき申し上げました最初の三つ、すなわち高度集約牧野、改良牧野、湿地牧野は兄弟たりがたいわけでありますけれども、土地改良の事業への政府の補助などの関係もありましたりその他の理由がありまして、高度集約牧野の方がちょっと落ちる関係、ただし三十五年度は計画以上に完遂しつつある、こういうことでございます。
その次に改良牧野の問題ですが、これはかなり古くからやっておる牧野改良の仕事ですが、あまり成功したためしがないのですがね。改良牧野等もいろいろな草がありますが、新しい牧草をまきつけるのでありますか、それとも従来ある牧草を改良するつもりですか、どっちです。
○淡谷分科員 そこでこの三つの、高度集約、改良牧野と湿地の改良でしょうけれども、最も成績の上がっておりますのはどの部面ですか。
まず第一は、草地を、高度集約牧野と称しております、開墾をいたしまして、牧草地を作るということ、それから改良牧野と申しまして、従来の馬などに使いました改良された牧野で野草を改良せしめて行なうということ、さらに北海道を中心にいたしておりますが、湿地牧野と申しまして、泥炭地等の湿地に灌漑排水事業を加えまして、これをいい牧野にしていこうということ、さらにその三つ以外には、既耕地におきまする自給飼料を強化いたしていこうということ
まず畜産物の生産増大につきまして、畜産物需要の急速な増大に応じて畜産の飛躍的な振興をはかる必要がありますので、これがため、畜産経営の基盤である飼料自給度の向上に必要な草地改良造成等の畜産基盤整備事業を拡充することといたし、集約牧野、改良牧野、湿地牧野等の事業について補助率の引き上げ、関連利用施設に対する新規助成と相待って事業規模を拡大するほか、新たに大規模草地改良事業に着手することといたし、総額六億三千八百万円
また改良牧野というのが従来ございまするが、野草を改良して優良な自給飼料牧野を作るわけでございますが、これは補助対象面積三千五百町歩とし、補助率は三分の一から四割に引き上げることにいたしまして、五千三百万円、前年度は四千二百万円を計上いたしております。また湿地牧野というのが従来からございますが、これは北海道を中心にして考えておりますが、灌漑排水施設を伴うような優良牧野を作る事業でございます。